血圧が高い言われるのは、会社や役所の健康診断でのことでしょう。普段血圧が高いなどとは思わないでしょうし、健康だと思っていたと思います。血圧が高いというのは、血圧の正常値である130/85mmHgを超えた場合を指して血圧が高いと言います。
血圧が高いと指摘されたら、すぐに生活習慣を正す必要があります。症状がないから血圧が高いぐらい大丈夫・・・などと言ってる場合ではなく、そのまま血圧が高い状態を放置すると脳卒中や心筋梗塞へと確実に歩むことになります。
それでは高いのをどうすれば良いのか。
詳しくは「血圧を下げる方法」の記事に書きましたが、血圧が高い場合の対処法は3つあります。それは①薬物療法②食事療法③運動療法です。
Ⅰ度高血圧160/100以上の方には薬物療法が指示されますが、降圧剤で血圧が高いのが治まれば、食事療法と運動療法だけで血圧が高いのを抑制していきます。
食事は塩分を減らした薄味のメニューを作るようにして、出来れば毎日軽い有酸素運動(ウォーキングなど)を行い血圧が高いようにならないように管理していきます。
下の表で今のあなたがどの程度血圧が高いか確認してみて下さい。
血圧が高いか | 単位(mmHg) |
至適血圧 | 120/80未満 |
正常血圧 | 130/85未満 |
正常高値血圧 | 140/90未満 |
Ⅰ度高血圧 | 160/100未満 |
Ⅱ度高血圧 | 180/110未満 |
Ⅲ度高血圧 | 180/110以上 |
いかがでしょうか?年齢が上がると血圧が高いのもある程度仕方がないのですが、血圧の正常値は130/85mmHg未満と決められています。
あまりにも血圧が高い方は、まず薬物療法で一日も早く高いレベルから脱出していただき、食事療法と運動療法で血圧を管理して頂きたいと思います。