血圧測定は、健康チェックの基本手段として医療機関からご家庭まで幅広く実施されています。血圧測定は高血圧を見つけるだけでなく、不整脈や脈拍数なども分りますので、ある程度の年齢になったらご自宅でも血圧測定の習慣を身に付けていきましょう。

血圧測定にはまず血圧測定器をご用意いただき、正しい血圧測定の方法をマスターしないといけません。今回は私も使っているオムロン血圧計の上腕式(巻きつけ)タイプで詳しく血圧測定をご説明いたします。



私の利用しているオムロン血圧計は、上腕にカフを巻き付けて血圧測定をするタイプです。電源ボタンを押して→スタートボタンを押すと、カフが自動で膨らみ血圧測定を始めます。

約10秒後には血圧測定の結果(上下の血圧と脈拍数)を表示してくれます。オムロン血圧計は血圧測定がとてもスピーディーですし、上腕式巻き付けタイプなので血圧測定の精度が高いとされています。

血圧を測定してる写真

血圧測定 mmHg/単位
至適血圧 120/80未満
正常血圧 130/85未満
正常高値血圧 140/90未満
Ⅰ度高血圧 160/100未満
Ⅱ度高血圧 180/110未満
Ⅲ度高血圧 180/110以上



血圧が正常値かどうかを一覧表で確認する時、

毎日上下しますので、一喜一憂してしまいがちですが、

なるべく気にしないようにしましょう。

次に血圧測定での注意点を挙げます。

①同じ時間に血圧測定する事。通常は一日2回、起床時と就寝前に血圧測定し血圧手帳に記載しますが、起床時だけでもいいです。

②同じ姿勢(椅子などに座り)で血圧測定します。トイレなどを済まし落ち着いてから血圧測定して下さい。激しい運動や入浴後、食後間もなくといった時間帯は避けて下さい。

③上腕に巻くカフはきつすぎず緩すぎず巻きます。上腕とカフの間に指一本ほど入る程度が丁度良いです。

④血圧測定する場所を心臓と同じ高さにする事。心臓の高さより上腕を巻いたカフの位置が低いと、20mmHg前後血圧が高く表示されますので注意して下さい。