血圧とは血管の内壁が受ける圧力のことをいい、心臓の収縮期(血液を血管に送り出し心臓が小さくなった状態)の血圧を上の血圧、拡張期(送り出す血液を心臓にためて大きくなってる状態)の血圧を下の血圧を呼んでいます。 

上の血圧・下の血圧で血圧の正常値を超える主な原因は、①塩分をとり過ぎた食生活や飲酒・喫煙②ストレスや疲労③動脈硬化④その他の疾病⑤遺伝的要因などから血圧が上がると考えられています。



①と②は、現代人に良く言われる生活習慣から血圧が上がりますので、塩分を控えた食事にしたり普段の生活でストレスを受けないように血圧を上げない工夫が必要です。

③の動脈硬化は、年齢を重ねると自然と起こるのですが、④腎臓病や糖尿病などの病気から血圧が上がってる場合もあります。⑤の遺伝で血圧が高めという方は、日ごろから血圧を上げないように食生活に気を付けていただくのが最善策です。

それでは、

「高血圧治療ガイドライン2,009」の血圧の正常値の診断基準をご覧ください。

血圧 正常値 単位(mmHg)
至適血圧 120/80未満
正常血圧 130/85未満
正常高値血圧 140/90未満
Ⅰ度高血圧 160/100未満
Ⅱ度高血圧 180/110未満
Ⅲ度高血圧 180/110以上

あなたの血圧はいかがですか?血圧の正常値は病院での測定で130/85mmHg未満、家庭の血圧計での測定で125/80mmHg未満と定められています。

血圧は①~⑤などの要因で上がりますので、もし思い当たる項目があればすぐに生活習慣の改善をお願いいたします。

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